阪神サイロってどんな会社?
どんなことをしているの?
サイロや設備、小麦、仕事の内容について、よくあるご質問にお答えします。
サイロ・設備について
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サイロにはどれくらいの小麦が入るの?
当社のサイロには約10万5千トンの小麦が保管できます。これは西日本最大級で、国内でも有数の規模を誇ります。年間の入庫量は年によって異なりますが、例年国内で流通する小麦の約7~8%を扱っています。
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阪神サイロで一番大きいサイロはどれくらい大きいの?
高さは約33mです。世界文化遺産の姫路城(建物約31.5m)よりやや高く、奈良・東大寺の大仏(本体約15m)の2倍ぐらいです。
容量は、約1,200㎥です。学校にある一般的な25mプール(縦25m × 横12.5m × 高さ1.2m)に換算すると、プール3つ分以上の水が入ります。 -
小麦を運ぶ船はどれくらい大きいの?
阪神サイロには主に海外からの穀物運搬船により小麦が運ばれてきます。
穀物運搬船の全長は170mから230m。年間約60~70隻を受け入れています。 -
サイロの小麦を全て食パンにしたら?
当社のサイロに収容できる小麦は約10万5千トンです。これを全て使うと、約3億斤の食パンを作ることができます。(1斤の重量は340g ※1斤当たり250gの小麦粉を使用した場合)
小麦について
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日本で小麦はどれくらい食べられているの?
国民1人当たりの小麦の消費量は年間約30kgに上り、私たちの食生活には欠かせない主要食糧になっています。
近年、1世帯当たりの年間支出金額は、パンが米の支出金額を上回っており、小麦の需要が高まりつつあります。
(出典:農林水産省HPより) -
日本では小麦を作っていないの?
小麦の国内の生産量は約1割で、残りの約9割は海外からの輸入でまかなわれています。小麦は乾燥を好み、湿気に弱い作物なので、日本の気候条件だとあまり生産に適さないという背景があります。(出典:農林水産省HPより)
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小麦と大麦は何が違うの?
小麦と大麦は、見た目に大きな差はありませんが、成分が異なるため、異なる食品へと加工されます。
小麦は主にパン、うどんやパスタなどになります。対して大麦はビール、みそなどの調味料になります。現在、当社では小麦を専門に取り扱っています。
仕事や職場について
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雨の日も小麦の荷役はするの?
小麦は水に濡れると品質が悪化するので、雨の日は荷役を行いません。
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どんな資格を持つ人が働いているの?
フォークリフト運転技能、玉掛け技能、クレーン運転技能(5トン未満)、アーク溶接作業者、酸素欠乏作業主任者などの資格を持つ社員が多数います。資格取得は会社が全面的にバックアップしています。
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社員の年齢層は?
20代から50代まで、幅広い年齢層の社員が活躍しています。
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休みは取りやすい?
会社の定めた休日は土・日・祝日、年末・年始です。有給休暇取得率は例年約80%(2021年度実績)で、休みを取りやすい職場といえます。